なぜ今、支え合いのまちづくり?

〇日本の高齢化状況 

 高齢者人口は、「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には3,677万人に達すると見込まれています。その後も高齢者人口は増加傾向が続き、2042年に3,935万人でピークを迎え、その後は減少に転じると推計されています。ところが、人口減少により、2042年以降も高齢化率は上昇傾向にあり、2065年には38.4%に達して、国民の約2.6人にひとりが65歳以上の高齢者となる社会が到来すると推計されています。総人口に占める75歳以上人口の割合は、2065年には25.5%となり、約4人にひとりが75歳以上の高齢者となると推計されています。

〇住み慣れた地域で暮らし続けるために

 高齢化や人口減少により、さまざまな問題が生じてくることが予想されます。例えば、介護サービスを考えると、需要の増加や人口減少による担い手不足により、必要なサービスが受けられなくなるかもしれません。

 一方、核家族化により、高齢者のひとり暮らしや高齢者のみ世帯が増加しています。高齢者世帯では、電球交換やゴミ出しなど、多世代世帯に比べ、地域で生活上での多様なニーズがあります。

 そのような高齢者の生活課題を、地域住民を中心とするさまざまな主体による支え合い活動で解決することで、地域生活を続けることができます。地域住民がつながり、自分のできることで支え、ときには支えられ、お互いさまの支え合いで、いつまでも安心して暮らせるまちにしていきましょう。

〇地域の支え合いは、高齢者だけの話?

 支え合いを必要とするのは、高齢者に限ったことではありません。障がいのあるかた、介護をしている家族、子どもだけで留守番している家庭、子育てに悩むお父さんやお母さん、地域生活に戸惑う外国籍のかたなど、手助けを必要としている人がいます。地域のさまざまな課題に目を向け、地域で支え合って、笑顔をつなげていけるといいですね。

ところで、支え合いのまちってどんなの?

たとえば、こんな支え合い(高齢者の場合のイメージ図)

下記パンフレット、チラシもご参照ください。

 

みんないきいき 支え合って 

いつまでも安心して暮らせるまちづくり

(A4二つ折りパンフレット 印刷はA3両面です)

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